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亀田縞紳士はんてん 紺(M-L)

かめだじましんしはんてん こん

品番:10147

(税抜)のところ、
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伝統の亀田縞を表生地に使用した、高級感ある暖かなはんてん。

三百年の伝統をもつ亀田縞。
時代と共に姿を消したこの織物を、近年、地元の二軒の機屋が忠実に再現し、復活しました。

素朴な風合いは、スピーディな現代の織機でつくるのは難しく、昔ながらの織機と職人の手によって生み出されます。

特筆すべきは「縞模様」が織りなす独特の美。交わることのない直線は吉祥柄でもあり、幾重にも重なる縞は先人たちの積み重ねてきた苦労、そして整然と連なる亀田郷の田の美しさも連想させます。

綿の落ち着きを感じ、懐かしい記憶がよみがえる。
越後から届いた冬の風物詩、伝統の亀田縞のはんてんを是非お試し下さい。

趣はどこまでも深く、味わい尽きず。三百年の時空を越えて蘇った亀田縞は、まさに玄妙。亀田縞の復活秘話。

生まれをたどれば江戸時代元禄の頃、越後亀田の縞を復元!

その知らせが届いたのは某年九月の末、日に日に秋の気配が色濃くなっていく頃。地元新聞に踊る「半世紀ぶり復元…」との見出しは、少々夏バテ気味だった当会スタッフを生き返らせるに十分なインパクトを持っていた。日頃、作務衣にふさわしい素材、織物を求めてアンテナを張りめぐらせている当会にとって、特に「復元」の二文字は何とも魅惑的。伝統芸術を着る会の反応は早い。代表はスケジュール表に目を凝らし、開発担当はコンピュータに取り付く。さらに今回の情報提供者であり商品の仕立てをお願いしている長老N氏に取材同行を依頼する。
三日後、この3人に筆者を加えた4人が東京駅より新幹線に乗り込んでいた。向かうは越後、新潟は亀田である。

明治から大正にかけて最盛期を迎えた亀田縞。

復元された木綿織物 「亀田縞」の起源は諸説あり定かではない。享保年間とも寛政年間ともいわれるが、亀田地区の歴史年表によると、元禄九年(1696年)の頃に「この頃、木綿縞(のちの亀田縞)が生産開始」とある。これに従うと310年の歴史ということになる。
当初は、亀田卿の農民たちが水と泥に強い綿織物を求めて自作していたが、その機能に加えて独自の縞模様が評判となった。明治に入ると農家の副業では納まらず、織物業として工場生産に変わり、「亀田縞」は織物職人の手によって全国的に広がっていく。

最盛期は明治末期から大正にかけて。大々的に機織り女工の募集が行われ、亀田地区は織物の街として発展を続ける。織姫たちが集まれば若い男衆の血も騒ぐ。そのにぎわいの様は亀田甚句にも歌われている。大正の末期には亀田地区に六百を超える織物業者が存在していたという。
この右肩上がりの勢いに水をさしたのが、戦争。軍服の指定生産が始まって生産高は大幅にダウン。織物業の三分の一が転廃業した。

戦後、機械化が進んでいく。これによって全体の生産高は上がったが、織物業者の廃業は止まらない。もうこの頃になると「亀田縞」は役目を終えたかのように姿を消していった。
そして一九八五年のプラザ合意。外国から安い生地が大量に輸入されるようになり、残った業者も次々と廃業に追い込まれてゆき、現在は二軒を残すだけとなった…これが、事前に地元の新聞やインターネットから集めた「亀田縞」の歴史の一片である。

三代目社長の職人魂がめらめらと燃え上がった。

新潟駅から信越線に乗り換えて二つ目「亀田駅」に到着。駅には前述した 二軒の内の一軒、中営機業有限会社の社長であり、亀田縞の復元を成功した中林照雄さんが迎えに来てくれていた。

工場に到着。工場の前面にオープンスペースが広がっている。
「昔はここいっぱいに織物屋があったんですよ」と中林さん。この夢の後が中林さんをして、亀田縞の復元へ向かわせたのかもしれない。
代を継いで三代目、状況は厳しい。「本家である中勝織物も合わせると五代目。苦しいからといってそうそう簡単に築いてきた伝統を捨てる訳にはいきません」と中林さん。商社から注文を受けてさまざまな織物を作っているが、どうしても受身になる。自らの考えで作りたい…職人魂がめらめらと燃え上がる。
「ちょうど昔ながらの製品を見直す流れが来ています。着物地を使った製品も売れている。伝統の亀田縞の魅力を知ってもらうにはいい機会ではないか…と思いました」

コンピュータまで駆使して細部も忠実に再現。

中林さんが亀田縞の復元に取り掛かったのは二〇〇二年。
「半端なものを作ったら復元の意味が無い。細部にまでこだわりました。幸い近くの亀田郷土資料館に亀田縞の実物や縞の見本帳が保存されていたので助かりました」コンピュータまで駆使して忠実な再現に挑み、二〇〇五年七月の末に、復元第一弾が仕上がった。

かくして三百年の時空を超えて「越後亀田縞」は現代に蘇る。ご堪能あれ。


商品詳細

素材 表:綿100%
裏地・中わた:ポリエステル100%
生地厚さ 厚め
重量 約0.7kg
洗濯方法 ドライ
仕様 左右前ポケット×1、筒袖、前紐
製造 日本製
サイズ 着丈 裄丈 胸周り
M-L 90 76 88-104

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